
2 IMOの他の機関等の決定
2.1 小委員会は、第65会期海上安全委員会、第37会期海洋環境保護委員会、第38会期及び第39会期DE小委員会、第3会期FSI小委員会、第39会期SLF小委員会及び第1会期DSC小委員会(BLG1/2)の下した決定を確認した。 2.2 第65回MSCの決定について、小委員会は、BLG1/2の第3項に記載された人的要因に関する問題を特に審議するようにとの委員会の指示を確認した。 2.3 その他のIMOの委員会等の下した決定について小委員会のとった措置は、関連の議題項目のもとで報告されている。 3 化学葉品の安全性及び汚染危険性の評価及びこれに伴う改正の準備
3.1 小委員会は、化学薬品の安全性及び汚染危険性の評価に関するBCH作業部会の会期外会合の報告書を審議した(BLG1/3)。小委員会は、報告書の第2節及び付録2及び3に記録されたMARPOL73/78条約附属書IIの修正に関する議論を確認した。この問題は、議題項目9のもとで審議された。 3.2 ベンゼンを含有する貨物に関するMSC回章案について、アルゼンチン(BLG1/3/3)、日本(BLG1/3/16)及び0CIMF(BLG1/3/11及び12とBLG1/INF.2)からの提案を入手した。そこで、小委員会は、化学薬品の安全性と汚染危険性の評価に関する作業部会(ESPH)にこの問題を付託する旨決定した(下記第3.26項から第3.30項までを参照)。 3.3 小委員会は、BLG1/3の付録5に掲げた物質の汚染分類及び運送要件を承認した。 3.4 小委貝会は、洗浄剤の問題及び1995年12月に期限満了となった仮評価物質を含む緊急性のある問題について第37回MEPCがとった措置を確認した。 3.5 小委員会は、最新のIBCコード改訂版のぺージ数が増えたことを指摘し、また、そのぺージ数を減らすため、コードの若干の章を他の出版物に移すよう提案したアルゼンチンの提案(BLG1/3/2)を審議した。しかしながら、小委員会は、若干の章を分割するよりむしろ、これらの章は一つの出版物にまとめておく必要があると考えた。同時に現在のIBCコードのぺージ数は危険な原料の運送要件に関する他の出版物(たとえば、IMDGコード)に比べてまだ比較的少ないことを確認した。 3.6 有害液体物質の再分類、議題項目9に移した問題に関する議論に関係のある文書以外のこの議題項目のもとに提出された文書の総合的な検討の後、小委員会は、ESPH作業部会を再度召集した。同作業部会の報告(BLG1/WP.6)を受け取った後、小委員会は次の各項にまとめた措置をとった。
前ページ 目次へ 次ページ
|

|